
2020年入社 国際学部国際学科
第一事業本部
私は幼少期を海外で過ごしていたことから、得意の英語を活かそうと大学では国際学を専攻しました。そこで興味を持ったのが国際テロの現状についてです。平和維持の重要さを痛感し、将来は警視庁で国際警備に就くために公務員試験の準備を進めていました。社会的に重大なミッションに対して、チームとして一丸となって向かい合う仕事にも魅力を感じていました。しかし、友人の就職活動につき合って企業を見て回ったことが、私にとって大きな転機となります。それまで私が漠然とIT業界に抱いていたのは、1人で黙々と働くというイメージでした。でも、さまざまなIT企業の説明を聞くうちに、チームで向き合うことで個人では解決できない社会課題に貢献している姿が浮かび上がりました。さらに、貢献という意味では、ITを使うことで幅広くどんな分野にも参加できることから、IT業界の可能性に魅力を感じ、公務員試験の受験を取りやめてIT業界を目指すことにしました。
しかし問題もありました。私はライブやフェスに行くのが大好きで、システム開発ってスケジュールがタイトで自由に休みが取れるのだろうかと。いろいろな会社の就職説明会や座談会で、福利厚生について徹底的に聞いていましたが、他のIT企業と比べて休みが格段に多く、有給取得率も高かったのがCOMJOでした。社員の離職率が低いというデータからも、会社の働きやすさが伺え、この印象は入社してから4年目の今でも変わっていません。また、私は文系出身で情報分野の知識も経験もない状況だったので、入社後の研修が充実していることも大きなポイントでした。通常のIT企業の研修期間が1~2か月であるのに対して、COMJOの4か月という長さは安心材料であり、一番の入社の決め手になりました。
新人研修では理系で情報を専攻してきた人も居てスキルの差を感じましたが、困った時に助けてもらうことも多く、同期全員で同じプログラムを受けるからこその刺激があったのだと思います。研修で学ぶことで一定のレベルまで到達できたので、配属されてから思ったよりもスムーズに業務がこなせたのは、自分でも驚くほどでした。私が配属されたのは、通信キャリアのシステムの開発を行っているプロジェクトでした。最初はシステム構築のトライアルを管理する事務作業を担当し、徐々に専門的な業務の割合を増やしていただいて、最終的には実際の設計にも関与できるようになりました。
その後、クレジット系のプロジェクトに参画し、小さなチームのリーダーとしてのマネジメント業務も任されました。チームでの仕事を目標としていたので、小さいチームでも率いる立場になれたのが、とても嬉しかったです。現在は、金融系プロジェクトのクラウド化案件で、5人チームのリーダーとして主にマネジメント業務に従事しています。メンバーのスケジュール管理や業務内容の指示、他チームとの調整など、業務の円滑な進行をサポートしています。
目下の目標は、リリースまで2年間かかる今のプロジェクトを成功させること。金融システムに関わる業務なので、たくさんの人が使うようになります。今回の仕事は広く社会に貢献するものなので、就職の時の夢が実現できることに手ごたえを感じています。入社した頃は周囲とのスキルの差に焦りを感じていましたが、4年目の今ではそういった不安は一切なくなり自分自身の仕事に邁進しています。今のところ案件ごとに求められる技術が違うので、自分が目指したい方向性は、まだ定まっていません。ですが、既に確立された技術のところに飛び込むのではなく、まだ発展途上の新しい技術を学んで、その分野の専門家になっていきたいと考えています。
私は文系ですが、プログラムを作っていると、エラーが出た時には英文の解読が必要になったり、新しい技術の仕様書は基本英語であったりと意外なところで英語力を生かせています。文系出身の方も経験の有無を気にせず、IT業界を目指してほしいと思います。
プライベートでは計画することが苦手で、旅行でも気ままにふらっと出かけたいタイプ。休日は外に出かけることが多くて、友人と食事をしたり、ライブやフェスに出向いたりしています。邦ロックバンド界隈とK-POPアイドルが好きです。韓国まで足を延ばすこともあります。そろそろ海外旅行にも行きたいです。子どもの頃にシンガポールやマレーシアに住んでいたこともあって、東南アジアでのんびりと過ごすのが好きです。